アロマテラピーの基本ルール

安全にアロマテラピーを行うために必要な基本ルールです。

 

① フェノール類(チモール、カルバクロールなど)が多く含まれるエッセンシャルオイルは皮膚塗布と芳香浴には使用しないでください。また、シンナム・アルデヒド(アルデヒド類ですがフェノール類と同様の性質があります)も皮膚塗布には適していません。皮膚や粘膜に対して刺激と苛性(ただれなどを起こす)があるからです。

  例) タイム・チモール Thymus vulgaris (チモールを多く含むタイプなど)

     オレガノ Origanum compactum (カルバクロールを多く含む)

     シナモン Cinnamomum zeylanicum (シンナム・アルデヒドを多く含む)

セージ
Salvia officinalis

② ケトン類(カンファー、ツヨン、ピノカンフォンなど)が多く含まれるエッセンシャルオイルは芳香浴には使用しないでください。神経に対して毒性があり、長時間香りをかいだりすると気分が悪くなることがあります。

  例) ローズマリー・カンファーRosmarinus officinalis (カンファーを多く含むタイプ)*

     セージ Salvia officinalis (ツヨンを多く含む)**

     ヒソップ Hyssopus officinalis (ピノカンフォンを多く含む)

*カンファー(樟脳)を多く含むタイプのローズマリーはセルフケアに使うことはできません。一方、1,8-シネオールを多く含むローズマリー・シネオールは、セルフケアに安全に使えるエッセンシャルオイルです。

**ツヨンを多く含むためセルフケアに使うことはできません。一方、クラリセージSalvia sclarea はセルフケアに安全に使うことのできるエッセンシャルオイルです。

 

③ モノテルペン類(リモネンなど)が多く含まれるエッセンシャルオイルは皮膚塗布には使用しないでください。皮膚を刺激します。

  例) レモン Citrus limon

     スイートオレンジ Citrus sinensis

 

④ ベルガプテン(5-methoxypsoralen)が含まれるエッセンシャルオイルは皮膚塗布には使用しない

でください。光毒性(直射日光に当たるとシミの原因になる)があります。

  例)ベルガモット Citrus bergamia

 

⑤ エッセンシャルオイルを皮膚に塗布する場合は、化粧品同様にパッチテストを行ってください。お肌に合わない場合は、水ではなく、植物油(食用油も可)をたっぷり塗り、拭き取ってください。その後、異常がある場合は、医師の診察を受けてください。

 

⑥ エッセンシャルオイルを目や粘膜に塗布しないでください。万一、付着してしまった場合は、水ではなく、植物油(食用油も可)で洗い流してください。その後、異常がある場合は、医師の診察を受けてください。

 

⑦ エッセンシャルオイルと水は混ざりません(つまり、水で薄めることはできません)。水に混ぜて使用しないでください。

 

⑧ エッセンシャルオイルはキャップを閉め、お子様や認知症の方の手の届かない冷暗所(常温)で保管してください。また、ドロッパーに手指が触れないように使用してください。

 

⑨ エッセンシャルオイルを火気の近くで使用しないでください。

 

➉ 7歳以下のお子様、妊娠中の方、病気療養中の方、特異体質の方は主治医にご相談の上、行ってください。

 

注)①③ については、他のエッセンシャルオイルとブレンドして少量使用することもあります。