抽出部位:結実(花と実を付けた時期の)全草
特性成分:リモネン、フェランドレン、カルボン、エポキシメンテンなど
消化器系のトラブルに使用するエッセンシャルオイルとして最もよく知られています。
飲 用 | 皮膚塗布 | 芳香浴 | |
大人 | ★★★ | ★ | ★ |
子供 | ★★★ | ★ | ★ |
★★★ | =最適です |
★★ | =適しています |
★ | =可能ですがすすめられません |
× | =適していません |
<疲労時に>*大人のみ
ティースプーン1杯の蜂蜜または角砂糖にディル1滴、ラヴィンサラ1滴を垂らし、起床時に飲みます。
<胃腸のトラブル(吐き気、腹痛)>*大人のみ
ティースプーン1杯の蜂蜜または角砂糖にディル1滴、レモン1滴を垂らし、1日2~3回飲みます。
ディルのエッセンシャルオイルは生育段階や抽出部位によって成分が異なるので注意が必要です。
花と実を付けている状態で全草を採取し、抽出されたこのエッセンシャルオイルは、やわらかくて温かみのある香りがします。
一方、もっと生育が進み、種子(seeds)のみから抽出されたディルのエッセンシャルオイルは香りが強くキャラウェイCarum carvi に似ており、カルボンの含有率が高くなります。肝臓をよくする働きはありません。