抽出部位:葉の付いた枝
特性成分:1,8-シネオール、α-ピネン、α-テルピネオールなど
ユーカリ(ラジアタ種やグローブルス種)に似た 1,8-シネオールのさわやかな香りのなかに、独特の芳香を有するエッセンシャルオイルです。耳鼻咽喉領域、呼吸器系のトラブル(風邪、悪寒、耳炎)、口唇ヘルペスなどによく用いられます。
皮膚塗布が最も適しています。芳香浴に用いても有害ではありませんが、香りの面から薦められません。
飲 用 | 皮膚塗布 | 芳香浴 | |
大人 | ★★ | ★★★ | × |
子供 | ★ | ★★★ | × |
★★★ | =最適です |
★★ | =適しています |
★ | =可能ですがすすめられません |
× |
=適していません |
<風邪>
ニアウリ2滴、ユーカリラジアタ2滴、ラヴィンサラ2滴を原液のまま首、背中、腕に塗ります。肌の弱い方や子供は植物油を加えて塗ります。
<痰を伴う咳>
ニアウリ2滴、ユーカリグローブルス2滴、ラヴィンサラ2滴を胸に塗ります。
<口唇ヘルペス>
ニアウリ1滴、ラヴィンサラ1滴を塗ります。
<耳炎>
ニアウリ1滴、ラヴィンサラ1滴、ローズマリー・シネオール1滴を原液のまま耳の周囲に塗ります。併せて、真正ラベンダー1 滴を脱脂綿に垂らして耳の入り口に詰めると痛みを鎮めます。
<ぜんそくの予防に>
ニアウリ(皮膚の敏感な方はスイートアーモンド油などで希釈します)を背中(上部)に、真正ラベンダーをみぞおちに擦り込みます。必ず主治医の指導の下で行ってください。