抽出部位:花が咲いている全草
特性成分:カルバクロール、p-シメン、チモールなど
感染症に用いられるエッセンシャルオイルで、優れた抗感染作用があります(特に尿生殖器系、腸、耳鼻咽喉領域)。フェノール類(カルバクロール、チモールなど)が多く含まれているので過剰摂取すると血圧を上昇させたり、肝臓に負担をかけるので注意が必要です。
必ず、肝臓への負担を軽減するエッセンシャルオイル(ローズマリー・シネオールなど)とブレンドして用います。子供には使用することができません。
飲用が最も適しています。フェノール類が多く含まれており皮膚や粘膜に対して苛性(皮膚を傷める)があるので皮膚塗布と芳香浴には用いません。
飲 用 | 皮膚塗布 | 芳香浴 | |
大人 | ★★★ | × | × |
子供 | × | × | × |
★★★ | =最適です |
★★ | =適しています |
★ | =可能ですがすすめられません |
× |
=適していません |
同じくオレガノと呼ばれる Origanum vulgare のエッセンシャルオイルにはカルバクロールがより多く含まれています。混同しないでください。